大好評につき、2021年分は完売いたしましたm(_ _)m
乾燥終了しました。6月後半には再販予定!お楽しみに!!
お待たせして申し訳ございません。
中身をくり抜いた柚子の中に味噌などを詰めて長い時間をかけて作る、龍神村では古来から作られてきた、伝統の保存食です。
食べる際は、そのまま切り分けて酒の肴やご飯に添えてお召し上がりください。
柚べしの歴史
味噌柚べしの製法が残っているのは、全国で4ヶ所(天竜川上流・十津川村・四国[愛媛県])。
文献によると、室町時代からお茶席ではよく食されていたそうで、お殿様がぶら下げて持ち歩いて食べていたとか。
かつては龍神村内でも60軒が作っていましたが、現在では1軒だけとなりました。
柚べしの作り方
完全無農薬の龍神村の香り高い柚子だけを使用しています。
龍神の柚子は、実生の柚子(みしょうのゆず。接ぎ木ではなく、種から育った野生の柚子のこと)で香りが高く味も濃いのが特徴です。
柚子の実の上部を切り取った後、中身をくり抜いて、この中に天然醸造の味噌に落花生、きな粉、ゴマ、七味などを合わせた物をつめて蒸し、切り取った上部で蓋をする。寒空の中で半年乾燥させると完成です。
味噌作りから数えると、1年半の時間と手間暇かけて、ひとつひとつ丁寧に手づくりした量産不可能な伝統の味です。
柚べしの食べ方
そのまま切り分けて、酒の肴やご飯に添えて食べて下さい。
龍神村では同じく伝統食の茶粥(おかいさん)とも一緒によく食べられています。
他にも現代的なアレンジとして、クリームチーズと合わせると、柚子の香りや甘さがより感じられるので、デザートの代わりとしてやクラッカーに乗せてオードブルとして召し上がっていただくのもオススメです。